ふと見つけた
こんなアイテム。
最近HDDの代わりとして、SSDがモバイルノートを中心として搭載されていることがあります。何かの雑誌などで目にされてる方もいらっしゃるかと。
SSDってなぁに?って方のために念のため解説しておきますが、SSDとはSolid State Driveの略で、基板上のフラッシュメモリにデータを記録する方式のストレージです。
HDDのようにシリアルATAのインタフェースがありますので、そのままHDDと置き換えして使うことが出来ます。
で、SSDの利点と欠点をまとめるとこんな感じ。
<利点>
- 動作音がしない
- 振動しない
- 発熱が低い
- 読み書きが超高速
- 省電力
- HDDより軽い
- 耐衝撃性に優れる
これらは全てSSDだからこそ出来るものです。
フラッシュメモリを利用している関係上、ディスクがありません。そうなるとスピンドルモーターもヘッドもありません。そのため静かで、振動もなく、低発熱で省電力、そして超高速という夢のようなストレージになるわけですな。
<欠点>
- お世辞にも安いとはいえない
- 1GBあたりの価格がHDDの100倍以上
- 安いモデルは高速HDDより遅い
- 大容量化が難しい
- 書き換え寿命がある
といった具合。出始めなところもあって、低容量高価格という状態です。恐らくHDDのように気軽に手に入れるにはまだまだ時間がかかると思われます。ちなみに高速モデルの場合は32GBで10万円弱といったところ。
高いけど、その速度には憧れますし、使ってみたいデバイスの1つ…。
そんな折、立ち読みした某PC系雑誌に出ていた…アイテム。
「これだ!」というものでした。
それが、PhotoFast CR-9000というモノ。
これはSDHCカードを6枚挿し込めるSSDカードなるもの。詳しい説明はリンク先を参照してくだされ。
インタフェースとしてシリアルATAが付いており、サイズは2.5インチサイズなのでその気になればノートパソコンにも入ります。そして何より安い。調べてみたところ13000円弱でゲット出来るらしいです。
これにClass6の高速SDHCカードを入れてSSDを自作するのもアリ?
仮に8GB×6枚=42GBとして、CR-9000が13000円、SDHC8GB@Class6がモノによりますが約3500円。約35000円で40GBの高速SSDを組むことが出来るわけです。
SDHC利用でRead/Write共に130MB/s…これって結構凄くない?
しかし逆に言えばSDHCカード選びが一番大変そう。極力速いものを選んでおかないと意味がないかもしれません。
うーん、これはちと悩む。CR-9000だけ手に入れておいて損はなさそうですしね。