効果のほどは…

先日、アーシングを行いました。


アーシングというのは、バッテリのマイナス端子から、エンジン内の各所にアース線を追加する作業のこと。
巷では、燃費が上がる・ライトの光量が上がる・加速が強くなるオーディオのノイズが減る…
等々言われています。
まぁ車というのは、各所に電気を流して、車体(ボディ)を通してバッテリに戻しているのですが、
そのボディはというと経年劣化や塗装などで、電気抵抗が大きいわけです。
それを「通電性の良いケーブルを利用してマイナス端子への戻り効率を上げてあげよう!」
というものなわけですよ。
理屈は分かります。
でも、実際のところは眉唾もの。
燃費上がるならメーカーがとっくにやってるわけで…。
エンジン開発の過程で、1kmでも長く走らせようと何億という開発費を投入しているわけですよ。
それで産まれたのがプリウスであり、シビックハイブリッドでありインサイトなどの低燃費カーなんですね。
それがホームセンターで3000円程度で売ってるケーブル追加して、燃費が上がった!
なんてのはちょっと疑問でした。


まぁ良い機会なのでやってみました。
ホームセンターで18sqの金メッキケーブルを購入。2980円也。
一般的にアーシングで使うケーブルは太い方が良いようです。
家に帰り、エンジンを冷ました後に作業開始。
今回追加したのは以下の4カ所。
1.エンジンヘッド
2.ディストリビューター
3.右ライト上部の純正ボディアース強化
4.左ストラット付近の純正ボディアース強化
取り付けは簡単です。
ケーブルにはすでに圧着端子がついているので、アースしたい場所にボルトで留めるだけ。
もう片方はバッテリのマイナスに繋いだターミナルへ戻せばOKです。
作業自体は20分少々で終了。
さて効果のほどは以下の通り。


・心持ちライトが明るくなった気がする。
・何となく2速3速の加速が良くなった気がする。
・それとなくオーディオの音質が良くなった気がする。
・排気音が静かになった。
・エンジン音がより聞こえるようになった。


まぁ、なんだ、気がする程度でしたよ。
シビックはもともとライトが暗いんで、高効率用に換えてます。
そして高効率用は寿命が短いのですが…最近暗くなってきたんですよね。
それが少し戻ったような感じ。でもやっぱり暗いから今度換えます。
2速3速については回転数にもよりますが…。
街乗りの場合、そんなにエンジン回しても仕方がないので、2000〜2500rpmほどでシフトチェンジしてます。
シビックは低速域のトルクが細い車で、発進時は多めにアクセル踏まないとガクガク(((;゚Д゚)))ガクガク
するんですが、それが少し緩和されたかなーという印象。
オーディオは…少しだけ高音の通りが良くなったかな?程度。
排気音は静かになりました。アイドリングも安定。
そしてエンジン音がなぜか大きくなった気がします。特に加速時。


とまぁ、気がする程度で終わったわけなんですが、作業から暫くして明らかに変わった箇所に気づきました。
それは…エンジンがかかりやすくなった。
この時期の北海道の朝は寒く、私のように普段は車を利用せず3〜4日ぶりにエンジンかける〜
って人の場合なんですが、なかなかエンジンがかかってくれません。
特にシビックはバッテリ容量も少ないので尚更なんです。冬期はもう壊滅的。
それが明らかにエンジンのかかりが良くなりました。
それまでは5〜6秒かかっていたのが、夏期と同じように2〜3秒でかかるようになったわけですよ。
これは意外な効果。
恐らくデスビにアースした結果かと思うのですが…。
暫く様子見して、まだアース出来る場所が残っている為、余裕があれば追加しようと思います。