事故

先日、交通事故を目撃しました。


去る9月29日、会社の同僚さんが他部署異動となり、お別れ会をしました。
夜遅くなることが懸念されていたので、当日は車で通勤。
お別れ会終了後に、彼女様を自宅へ送り届け、帰路を急いでいた時です。
途中、地元へ向かう峠道。
時間が時間なので車もあまり多くはなく、快調に流れていました。
峠の登り区間、大きく右へ180度曲がるカーブ、ちょっとした直線。
そこから、ややきつめの左カーブを抜け、長い登りの直線で頂上へ駆け上がります。
カーブ区間では時速約90kmで巡航、登り直線の時点で時速ぬふわkmが出ていました。
遠くに見える某ミニバンがブレーキランプを灯します。
坂を登り切った後は下り区間に入り、頂上から徐々にきつくなる傾斜で左カーブ。
そこから短い直線を挟んで、右に緩やかに曲がりながらトンネルへ。
しかし、某ミニバンは坂を登り切る前にブレーキ…ちょっとおかしい。
エンジンブレーキをかけつつ坂を駆け上がり、下りながら左カーブへさしかかった瞬間。
ものすごい車列。
何事かと4速から2速へ落としてゆっくりブレーキ。
左カーブを減速しながら進み、直線区間でもさらに減速。
この先は緩やかに右へ曲がるカーブ、そしてトンネル。


…事故ってやがります。


トンネル手前の右カーブで事故。
1台はトヨタの某卵形ミニバン、もう1台はマツダのコンパクトカー。
マツダ車は片側2車線の右側の斜線を封鎖するように止まってました。
右側のドア、フェンダーが激しくへこんでいます。
もう1台のトヨタ車は…えぐれたコンクリート、これも激しい衝撃が加わったと思わしき
ガードレールの奥で静かに止まっています。
幸い左車線が空いていたので、流れが止まることはなかったのですが、
マツダ車のオーナーは車の外に出て呆然と車を見ていました。
もう1台の方はといえば、姿が見あたらない。
まさかという考えが頭をよぎります。


トンネルを抜け、峠の下り後半を流していた時、
市街地からパトカー数台と救急車2台、消防(恐らくレスキュー)2台が
けたたましいサイレンとともに峠を駈け上がっていきました。
翌日の新聞を見ると、まさかが本当になっていました。
助手席の方が亡くなられたそうです。
皆さんも事故にはくれぐれも注意して…。
私も激しく飛ばすことは控えようと思いました。