H-FS100300の感想+作例にならん作例

昨日、実戦配備された、パナの新レンズ100-300mm/F4.0-5.6。
35mmフィルム換算で200-600mmという超望遠域を手軽に扱えるようになりました。
SL以外でもこのレンズを使い、撮影してきましたので作例としてアップします。

距離約3.5〜4m・300mm・F5.6・ISO250・SS1/400
まずは動作。フォーカシングモーターの音がしません。無音です。
元々"HD"銘が与えられる予定だったので、14-140と同じモーターかも。
この焦点距離で使うかどうかですが、動画用途としても問題なしです。

300mm・F5.6・ISO400・SS1/100
小樽なえぼ公園でのアカゲラ

笹藪の向こうに移動。葉にかぶってしまったのが残念。
上と同条件(300mm・F5.6・ISO400・SS1/100)。

300mm・F5.6・ISO500・SS1/125
ピンボケ…。向こうもこちらに気づいていて、この後すぐに逃げました。
GH2の高感度とAF速度があれば、よりチャンスに強くなるかもしれません。
自分は鳥専ではないのでG1/GF1でも十分すぎますが…。

距離約3m・300mm・F5.6・ISO400・SS1/400
解放からでもシャープ。

距離約3.5〜4m・201mm・F5.6・ISO160・SS1/250
白い点はオーブでもなんでもなく雪虫たち。

距離約1.5mm(最短近く)・210mm・F5.0・ISO160・SS1/400・MF
ズーム全域で最短距離が変わりません。
望遠マクロ的なことも出来るかな?と思って試した1枚。
ボケがカクカクしないんだなーということにも気づきました。

距離約2m・300mm・F5.6・ISO400・SS1/160・MF
手持ち+MFでもここまで合わせて対応できます。ビバ手ぶれ補正。


個人的感想。
鏡胴がこれまでのGシリーズレンズの中では大きい部類です。
それでも300mmの超望遠域で光学式の手ぶれ補正がついてあのサイズと重量。
十分にマイクロフォーサーズの利点を生かしていますね。
また、作例にならない作例ですが、解放からでもかなりシャープだと感じます。
これだけキレていれば十分ではないかと…。
そして夕暮れ間際の薄暗い森の中、300mmでも手持ち撮影可能とする強力な光学式手ぶれ補正。
価格もそんなに高いわけではないので、1本あって便利だと思います〜。


撮影日:2010/10/30(1枚目:小樽市長橋/長橋トンネル上、2〜7枚目:小樽市長橋/小樽なえぼ公園)
Panasonic LUMIX G1(DMC-G1)
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.(H-FS100300)