ニセコ号を狙い撃て

昨日入手した、パナの新しいレンズの試し撃ち。狙うはSLニセコ号 in 小樽〜。


<経緯>
小樽発9時17分と確認したつもりでした。
途中で時間が過ぎ、ダメだなと思い「下見だけして行こ」と現地へ。
すると。
「うっはwちょww白い巨砲だらけwwwナニコレwww」
キハだけ狙うのにこんなに人いないよねぇ?
Nの1桁機、Cの1桁機がずらりと並ぶ。不思議だなぁ。みんなキハ好き?
ま、いいや。100-300のシェイクダウンなのでキハ撮って帰ろう。
三脚立ててキハこねーかなぁ〜と思ったら、Twitterで本部長さんより
“あれ、まだだよ!10時ちょっとすぎくらいに通過だよ!”との報。
一気に高まる緊張感!
白い巨砲の中に混じる赤いボディのマイクロフォーサーズ機(笑
周囲からチラ見されたりして…換算600mmをなめるなよー!


そして…

戦闘開始。撮影した21枚全て出します。



ゆっくり、確実に近づく。

緊張感はこの時点でピーク。

踏切の手前でドレーン停止。

切通過。

ドレーン再開!心臓バクバク!



爆煙で客車が見えませんw

もう必死。

周囲にはシャッターの音だけが響く。

半逆光だとか明暗差が強いとか、もう関係ない。

ひたすら撮るべし撮るべし

速度がゆっくりなのが幸い。
※左側に写ってる黄緑色のは脇に立ってる木の葉っぱ。

ちょっと余裕が出てきた。と思いきや…

G1のバッファメモリが詰まり始める(苦笑

シャッター切れねぇぇぇ!

近づいてきたよ…!

頑張れG1!もう少しだ!

ダメだ!EVFの中に「書き込み中アイコン」が出っぱなし!

最後の最後でコレかよw


機関士さんが颯爽と左手を挙げて走り去っていく。
通過後、緊張から解かれて暫しポカーン。
白い巨砲たちは足早に次のポイントへ向かい、自分は思いっきり煤煙に晒されました。


…うん、でもアレです。
白い巨砲たちの静かなシャッター音が響く中、バッファ詰まりながら最後まで頑張ったG1。
マイクロフォーサーズだから出来ない、ではなくて、マイクロフォーサーズでも出来る。
それを実感したレンズシェイクダウンでした。


撮影日:2010/10/30(小樽市長橋/JR北海道函館本線"オタモイ峠")
Panasonic LUMIX G1(DMC-G1)
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.
※RAW撮影ですが、撮って出しの成分無調整です。