こんなヤツです

これから始める方にも。その2。


昨年の引っ越し直後に購入したパキラ。
その後1本追加し、現在は1鉢に2本植えられています。
約10ヶ月で分かったこと、気をつけることをメモがてら。


<どんな植物?>

学名:パキラ・アクアティカ(Pachira Aquatica)
科:パンヤ科 属:パキラ属
耐寒性あり(5℃以上)・耐陰性あり・常緑高木

原産地の中南米でのパキラは20mにもなる高木樹。
観葉植物として販売されているのは、まだまだ子供なんだとか。
ホームセンターで小さな苗木が売られてたり、三つ編みにされてるのを見かけます。
幹が非常に柔らかいので編み編みすることが出来るんだとか。


<どんな葉っぱ?>

手を広げたような5枚の葉。勢いのある子は6〜7枚の葉を出すとか。
木化した幹から緑色の枝を出し、その先端から次々と葉が伸びます。
自宅の子は5枚葉のみですが、3枚は大きくて後ろの2枚は小さめです。
三つ編みされているものは、3本分の葉なので非常にボリュームがあります。
なお、ハダニが付きますので生長期は葉水も忘れずに。

新しい葉が展開してくるとこんな感じ。最初は小さくて分かりません。
徐々に大きくなっていき、すっと葉っぱが広がります。


<土は何がいい?>
一般的な「観葉植物の土」で問題ないです。
ウチの子は母上に植え替えされたせいもあり、野菜の培養土で育ってます(笑
基本的に水はけの良い土壌を好むので、赤玉土が基本ですね。
極端なものでない限り、どの土でも育つ強い子なんではないでしょうか。
もともと水辺の植物ということもあり、水耕栽培されている方も良く見ます。
夏は涼しげで良いかもしれませんね。


<どんな鉢がいい?>
ウチの子のは参考になりませんが…。(実家からのもらい物なので)
三つ編みしてるなら、クワズイモと同じで細長のがスタイリッシュで良さそう。
1本モノなら丸くて中太してるものも良いかな?


<肥料は?>
晩春〜初夏にかけて緩効性肥料をばら撒いておく程度でOKです。
大きくしたいなら、秋までの隔月で1回ずつ与えましょう。
液肥の場合は2〜3週間に1回、水で薄めてあげておくと良いです。
ちなみに植え替えと同時に肥料を上げたら爆発的に葉が増えました。
もともと生育旺盛なので、多めにあげると加速度的に大きくなるようです。
ただし与えすぎには十分注意しましょう。


<その他>
・いきなり直射日光に当てると葉が焼ける。徐々に慣らしましょう。
・斑入りの「ミルキーウェイ」という種類がある。(直射日光はNG)

・実生の苗は根元が膨らんで徳利状になる。
・タネは「カイエンナッツ」といって食用だった時代がある。
・どこで切っても(丸裸になっても)芽が出てくる強い子。
・葉柄の根元で切って、水に浸けておくと1ヶ月程度で根が出る。
・15℃以上を保てるならば冬季でも通常の水遣りでOK。
水耕栽培する場合、10℃以上必要。


あまり手間がかからず、もりもり生長してくれるので見てて楽しいです。
より良いパキラライフを送ってくださいね。


<本日の収穫>

特徴的な葉が印象深い「モンステラ・アダンソニ」。
ぴちょんくんと同じサトイモ科の植物です。某ホームセンターで298円。
錦晃星が枯れてしまったので、植えてあった鉢を再利用して植え替え。

葉の形が面白いので、シルエットにすると美しいですね。
ちなみに名前は「モンすけ」と命名。某TV局のキャラクターではありません。

新しい葉も出てきており…このサトイモ兄弟が我が家を席巻しつつあります。


ちなみに枯れてしまった錦晃星は…。

生きている葉が3枚あったので葉挿しで復活を試みることにしました。
上手く復活してくれれば良いのですが…。