裏と表

室蘭にはこんな顔もありました。


2009.6.16 写真サイズを横800px(縮小表示)→横640px(原寸表示)へ変更


番外編…というか、前中後編の3つで終わらなかったので追加です。
工業都市の重厚さ、そして自然の多く残る繊細さ。
この町は2つの顔を持っていることに気がつきました。


お昼ご飯を食べ終わったあと、太陽が眩しく輝いていました。
はち切れんばかりのお腹を抱えて、最後に向かったのは地球岬
詳しい道は分からないので、ナビ任せで走っていたらr919へ。
道道とは思えない細い道。ありえないくらいの山道。


するとー。

日本製鋼所が見えました。良い位置です。

のこぎり屋根が美しい。

もうちょっと登ると室蘭市内が一望出来るほどに。遠く白鳥大橋も。
ここ、案外夜景撮影にも良いかもしれません。

これでもかというくらい白煙が出てます。工場ぽくてGood

撮影した場所にそよぐたんぽぽ。


念願の鉄鋼工場を収めることが出来たので良かったですわ。
では地球岬へ進みましょうか。


r919に沿って走ります。
道はやはり狭く、所々ブラインドコーナーもあるため、徐行が望ましい。
とはいえ交通量もほとんどなく、対向車も地球岬へ行くまでに数台程度。


そんな山道も急に視界が開けて、左手に海が見えてきます。
そこに「トッカリショ」の看板。
何でも室蘭八景の1つで、断崖絶壁が楽しめるとか。
そんな凄いのかよ'`,、('∀`) '`,、と思って近づいてみたら…。



ははははwこりゃ確かにすげーわー。
青い海と白い絶壁と緑が1カ所に揃う場所。
元はアイヌ語のトカル・イショ(アザラシ岩)だそうな。
遠くに見える砂浜は、北海道でも珍しい鳴き砂のイタンキ浜です。



しかし、なんだか寄り道させる道だなぁ、r919は。
トッカリショから地球岬までは約2kmちょっとです。
やっぱり平日の午後ということもあって道は空いてました。
10分ほどで到着。相変わらず(4年前にも訪れてます)の強風。



真っ白い灯台に青い海、遠くの水平線と薄い雲。晴れて良かった。
魚眼レンズだと開放感のある絵が得られそうな場所だなー。

展望台にある鐘とモニュメント。地球を表してるのでしょうかね。
ちなみに語源はやっぱりアイヌ語のチケプ(断崖)からで、地球は当て字です。
空にはツバメが多数いました。
数羽で追いかけっこをしていましたが、動きが早くて追えない。

この灯台からの光は遠く46km先まで届くそうな。
夜の姿を見てみたい。



地球岬とトッカリショの中間ほどの地点にある「金屏風」、室蘭八景の1つです。
むき出しの岩盤が朝日を受けると金屏風に見えることからその名が付いたのだとか。
海から見ると綺麗なんだろうな。

近くに味のある看板があったので、金屏風を背景に。



午後の散策で利用したr919の看板。(写真左側は市道道道は右)
全線通して狭い。一番狭いところで車1台分しかの幅がないです。


室蘭市内も見回ったことですし、地球岬も巡礼したし、そろそろ帰路へ。
帰りは白老から大滝・喜茂別と経由して、中山峠から札幌入りします。



R36から経由するr86白老大滝線。交通量も少なく快走路。

R276とR453の重複区間。道の駅スタンプのために一旦大滝へ。

道の駅「フォーレスト276大滝」です。終了間際に到着。
記念きっぷとスタンプを無事ゲットですよ。
この後、隣にある「きのこ王国」で100円のきのこ汁を(彼女様が)堪能。
※私はきのこが食べられないのです。


中山峠を経由して帰宅するのでした。