VAIOさん高速化計画

第三弾。


前の日記のとおり、今日の会社帰りにHDDを買ってきました。
札幌で入手できる7200回転の2.5インチの中では恐らく最速であろう、HGSTのTravelstar 7K200/HTS722010K9SA00 100GB(以下7K200-100)をチョイス。
(つーか7K320を売ってる店が無かった)
容量的にはこれまで搭載していたSeagate Momentus PSD/ST91208220ASより20GB減りますが、私はノートに大容量HDDを求めない人なので特に問題なしです。
むしろ100GBでも多いくらいだと感じてますが、記録密度からするとこのあたりが妥当かな。
この7K200-100は1プラッタモデル(つまり100GBプラッタ)で記録密度が高いんです。同じ面記録密度は同シリーズの200GBモデルで、こちらは2プラッタ。
容量的に上の120GB/160GBは80GBプラッタになっています。そこもポイントでした。
HDDの速度を決めるのは、インタフェース、回転数、記録密度(プラッタ枚数)。よく周囲から質問を受けますが、一概に容量が多い=速いとも言えない場合があるので注意しましょう。


ってことで帰ってきてから早速VAIOさんを分解しました。
ここ最近、メモリ増やしたりOS変えたり、挙句の果てのHDD交換とやや突貫工事気味ですが、何せ今週の木金と富良野行きを控えてまして、それにVAIOさんも同行します(泊まるペンションが無線LAN付き)ので、HDDも早めの交換となったわけです。
現地で直接のBlog更新になりそう。



…んでは作業風景を交えながらレビュー。



7K200-100表面のラベル。100GB/プラッタ 7200回転の高速モデルです。
HDDはどこのメーカーも良いものを作っていますが、個人的にはHGSTを贔屓にしています。



天板に傷が付かないよう、柔らかい布の上などで作業しましょう。
写真はVAIOさんの裏面です。赤○の部分のネジを外します。上の赤○のネジはちょいと長いです。




ネジを外したら、キーボードの左右(写真赤○)部分のストッパーを押し込みます。
マイナスドライバーなどで押せば引っ込みます。
あとはキーボードを中央から浮かせ、ESCキー、Delキー部分のはめ込みを外せば…



こんな感じでキーボードが浮き上がらせることが出来ます。
フィルムケーブルが接続されているので、一旦手前側のパームレスト上に倒しましょう。フィルムケーブルはコネクタ左右のロックを手前に引っ張れば抜けます。



こんな感じでキーボードが外れます。



次にパームレストを外します。Felicaが付いている場合は向かって右側にフィルムケーブルが接続されています。茶色いコネクタ部分を上に跳ね上げれば外すことが出来ます。私のは付いていないので無視。
また、全モデル共通で左側にMemory Stickスロットのフィルムケーブルが接続されてます。同じように茶色コネクタを上に跳ね上げれば外せますので、ここは特に難しいことなし。
で、パームレストは黄色○印の3ヶ所でネジ止めされています。これはかなり小さいネジで、大きいドライバだと外せません。事前に小さめの精密ドライバを用意しておくことをオススメします。
赤○はパームレストを外した後のネジ穴の位置。



HDDとご対面。まず黄色○3ヶ所のネジを外します。次に赤○のSATA/電源のフィルムケーブルのコネクタを外します。そうするとHDDが取り出せます。



取り外したMomentus PSDです。左右についている金具を取りましょう。片側2本のネジ止めです。
次にSATAのケーブルを抜くのですが、手順があります。



HDD裏に貼られているHDDの絶縁用フィルム。ケーブルを抜く前に、コレを剥がしておきます。
するとHDDとケーブルのコネクタ部分に白いテープ(恐らく振動によるケーブルの抜け防止)が見えますので、これも躊躇なく剥がします。


そうするとケーブルを抜けますので、新しいHDDに接続、白テープ→絶縁フィルムの順で貼り付けましょう。あとは逆の手順で組み上げていけばOKです。特に難しい作業ではありませんね。


さて、あとはOSや各種ユーティリティ・ドライバのインストールです。
その後お楽しみの速度チェックへと進みます。


続く。