VAIOさん高速化計画

第一弾。


先日の予告どおり、もっさり感を減らすためにメモリを増設しました。
彼女様が買い物したいというので、ついでにメモリ買って増やしてしまえ!ということで…。



札幌にあるDo-夢でDDR2-667 SO-DIMM 2GBを2枚捕獲してきましたよ〜。
Transcend製です。バルクはやっぱり怖いので、メーカー製に限りますね。
しかし2GBモジュール1枚5000円以下とは…いい時代になったもんです、ホントに。



さて、じゃあ増設しましょうか。
最初から入っていたのは512MB×2枚の1GBなのですが、今回はまずコレを撤去します。



VAIOさんの裏面。見づらいですが、赤丸のネジ2箇所を外すとメモリスロットがあります。



こんな感じ。黒いのは絶縁用のシートでしょうか。メモリ用の裏ブタはアルミ製でしたし。
メモリの両端を留めているツメを外し、512MBを取り除きます。



挿し込み完了、あとは逆工程です。なんら難しいことはありませんね、誰でも出来ます。
ふたを閉めて電源を入れて、BIOSで認識されていることを確認。
OSも問題なく立ち上がりました。うん、1GBの時よりも素晴らしく動作が速い。


なお、32bitOSの制約としてBIOSで4GB認識しても、OS上では3GBまでしか利用できません。つまり4GBにしても、1GB分は何にも使われないのです。
が…ここで1つスパイスを加えると、PCはさらに速くなります。



何するか。
とあるソフトを使って、OSの使用できない1GB部分を仮想HDDにしてしまいます。
モノはメインメモリなので、速度はHDDの比ではありません。それはもう爆速です。
とはいえメモリは揮発性。つまり電源を落とすとデータが消えます。
なので、消えてもいいWEBブラウザのキャッシュや、一時作業ファイルの置き場、
といったあたりが妥当な割り当て範囲になってきます。
速度は申し分ない仮想HDDなので、再読み込みも保存も速いわけですし。


ってことで設定。
詳しい方法は後日レポするとして…作成した仮想HDDが果たしてどれくらい速いのか、
せっかくなので皆さんにご紹介しておくことにします。
使用したのはCrystalDiskMarkです。


VAIOさん ハイブリッドHDD 5400rpm】

ハイブリッドということで健闘しています。
通常のHDDならシーケンシャルで20MB前後しか出ません。


【メインマシン 通常HDD/RAID0 7200rpm】

さすがは7200回転、さらにRAID0ってのが効いてます。
現行のHDDに変更するとさらに速くなりそうですが、現状はこれで満足してます。


VAIOさん 仮想HDD DDR2-667】

笑うしかない速度。メインメモリであること、さらにインタフェースがSATAなどに
変換されていないので、ボトルネックというものがありません。
なのでこれだけのパフォーマンスが発揮されるのでしょう。


このように、仮想HDDを利用してそこにキャッシュを入れ込む方法はかなり有効です。
特にインターネット。キャッシュをそこに格納するよう設定するだけで、体感的にも
速度の向上を見込めます。見込めました。


次回はその設定方法をご紹介することとします。
案外このノート、遊べるかも。