温泉探訪

9/22-23と旅に出ておりました。
温泉の旅。今日は9/22、前半を。
※やや長いですが、ご了承を。


旅と言ってもあてもなく彷徨って、というわけではないです。
彼女様が温泉に行きたいということで、以前より計画していたものになります。
今回の目的地は遙か道南、せたな町の貝取澗(かいとりま)です。


9/22
よく見てなかった私が悪いんです。
地元小樽からせたなまでは3時間もあればいけるだろうと踏んでいました。
お昼に出れば余裕を見ても午後3時〜4時くらいには到着出来ると。
そんなわけでお昼に小樽駅待ち合わせ。
方向的に彼女様にこちらへJRで来てもらった方が楽だったもので。

小樽着の電車が12時7分とのことで、実質出発は12時10分頃。
天気は晴れ時々曇り。

小樽より西もしくは道南・羊蹄方面へ向かうときに利用するルート。
羊蹄・道南へは国道5号で余市市街を抜けるルートもありますが、
道が混みやすいのと信号が多いため、一般的にはこっちを使います。

これも上記同様。やはり国道5号は混んでいる上に信号が多いので。

  • <国道5号>仁木町南町→(稲穂峠)→共和町国富

途中の仁木町の植物園のようなところで休憩。
フルーツ街道まではやや平坦だった道路が、ここから山になります。
稲穂峠のちょっと手前のパーキングエリアで遅いお昼。
峠はそこまで急なところではないですが、交通量は割と多め。
心持ちトラックやダンプカーが増えました。

稲穂峠を下るとちょっとした交差点に出ます。
道なりに国道5号を南下すると倶知安羊蹄山の方面へ。
ここは左折して岩内へ出ます。
前を走っているバスが速く、スムーズに流れていました。

ここからが日本海絶景ルート。右手に海、左手に断崖絶壁。
この日の交通量は…全くなし。国家権力に気をつけながら順調に飛ばします。
国道229号といえば細い道・狭いトンネルとあまり好きではないのですが、
何年か前にあったトンネル崩落から、拡幅や新トンネル掘削の整備が続いており、
私が知らない間に、広くて走りやすい長トンネルが増えていました。
以前はトラック2台すれ違いがギリギリのトンネルが何カ所もあったのですが、
今では道幅もゆったり、がんばれば3台並べられるほどのトンネルが2〜3カ所。
楽なのはいいのですが、日本海の絶景ポイントが少なくなって(´・ω・`)
途中の交差点で左折して、今度は太平洋を目指します。

ひたすら森の中。見所は特になし。
泊まる旅館の位置を確認しようと、彼女様のPHSでWeb検索しようとするも
電波が繋がらず断念したというくらい森の中。
まぁPHSは電波が弱いというのがありますが…。

長万部からは太平洋を望みます。
再度ルートと旅館の位置を確認すべく、長万部駅前で停車。
ここで、私が予想したよりも旅館が南に位置していることに気づきました。
せたな町というか、思いっきり熊石町に近いです。
目指すべき場所は…貝取澗温泉。

  • <国道230号>国縫→美利河(ピリカダム)→今金→北檜山

ルート選定時、国縫から北檜山へ抜けるか、八雲町まで出て熊石町へ抜けるか
どっちかしかないということで彼女様へ意見を求めました。
距離的には国縫・北檜山ルートを抜ける方が長いですが、
八雲・熊石ルートだと南に下りすぎて途中で北へ向かうことになります。
その「戻る」という感覚がイヤだったらしく、国縫・北檜山ルートを選定。
思ったよりも道が広く、交通量が無い割にきれいに整備された道でした。
極端なカーブも少なくて走りやすかったです。

  • <国道229号>北檜山町→せたな町若松→大成

国道229号は総延長約304km、そのほとんどが日本海を望む海岸線沿いです。
しかしこの区間だけは大きく海岸線からはずれて内陸を走ります。
相変わらずの交通量の少なさも相まってか、順調に走行。
途中に若松という町がありましたが、何事もなく通過。

  • <国道229号>大成→貝取澗温泉

今回最後の区間です。
旧大成町(現せたな町大成区)から、今回の目的地の貝取澗温泉へ。
大成からは再び海岸線を走ります。
途中に大きく「貝取澗温泉」とかかれた看板があるので、そこを左折。


上記の貝取澗なんですが、せたな町ではあるんですが、かなり南に位置してまして
思った以上に時間がかかる結果となりました。
到着は17時ちょっと前くらい。
受付をすませて部屋へ。部屋からは日本海が見えます。
平日、しかも紅葉前の9月ということもあって人は少なめ。
晩ご飯を6時半としてもらい、まずは温泉へ行きました。
色は茶褐色。湯船の底に赤い沈殿物があり、さわると手や足が赤くなります。
成分表を見ると含土類食塩泉、なるほど。
湯温もわりと高めで身体が真までポカポカ。露天風呂も堪能。
目の前がすぐ山になっており、夕日を浴びてまるで紅葉しているようでした。
ご飯も格別。前回行ったところは温泉はいいのですが、ご飯が(ry
刺身を始め、鍋には豚肉・鮭のバター焼き。ウマ━━━━(゚Д゚)━━━━!!
ごはんを食べた後はゆっくりまったり。
TVを見ながら、せたな町の観光パンフを見て明日の予定などを立てているうち、
運転の疲れが出たのか、眠気が襲ってきて…いつの間にか就寝。
彼女様曰く「10時半には寝てた」そうな。


前半、移動距離約240km也。