静音化を試みる

18・19・20と続いた3連休も本日で終了。
明日から仕事が始まります。
そんなわけで今日は会社のIさんパソコンの静音化を試みます。
騒音の原因となるのは電源・チップセットファン。
CPUファンは静音のものに変更しています。
が、以前ご紹介したとおりミニタワーケースなのでマザーの横に電源が来ます。
ケース内は非常に狭く、エアフローも殆どありません。
電源底面のファンの吸気が強く、CPUファンが十分な量の空気を吸えておらず、
そのためCPUの温度が非常に高いということで問題になってました。
今回はその辺の問題解決も含めてカスタマイズ開始です。


まずは電源のチョイス。
「静音」かつ「大風量」が理想。
相反するこの条件を満たすには、なるべく大きなファンを搭載したものが必要です。
ということで私の使っているScytheのPlug-in Power 430Wがいいかなと思ったのですが、
向かった先のツクモ電気には既に在庫がないとのことでした。
そこで店員さんに相談したところ、岡谷エレクトロニクスの音無しぃがヨサゲとのこと。
ということでコレに決定。
14cmファン搭載で、背面にファンコントロールのツマミがあります。
低速回転のLow、中即回転のMid、高速回転のHigh、自動運転のAUTOの4つ。
店頭にあったデモ品で見る限りでも風量が結構あるので十分でしょう。


次にCPUクーラー。
ファン付きのを選んでしまうと電源のファンに吸気で負けてしまうため、
今回はCPUクーラーをファンレスにすることにしました。
なので、なるべく放熱性の高いものにしないとCPUが焼け焦げてしまいます。
選んだのはScytheのXP-90Cです。
オール銅。かっこいいですよコレ。
アルミのXP-120SI-120もあったのですが、熱伝導率が高いのは銅。
ということで決定、上記2点を購入してIさん宅へ向かいます。


到着後、さっそく作業開始。
まずはデフォルトのチップセットクーラーを取り外します。
そして先日売りつけたオール銅のチップセットクーラーに変更。(10/13の日記参照)
次にCPUクーラーのリテンションを交換してXP-90Cを取り付け。
ヒートスプレッダがあると楽ですね。コア欠けの心配がないですし。
こちらもあっさりと完了。
ふとマザーを見るとCPU・チップセットクーラー、メモリのヒートスプレッダ全てが銅で出来ています。
ここまで来るとやりすぎかな?とも思えますが・・・。
ある意味見ていて爽快です。カッコヨスギ。
最後に電源を搭載。準備完了。
電源投入、正常稼動しました。
NV Monitorにて温度を見ると確かに以前より温度は下がってます。
とはいえ予想したよりまだ下がりが少ない。
そこでCool'n'Quietが効いているのかCPU-Zにて調べてみると・・・。
アレ?効いてない。
先日設定したはずなのに・・・。
AMDのCPUドライバーも入ってますし、「最小の電源管理」にもなってます。
BIOSでもCool'n'QuietはEnableになってますし・・・。
けど定格1.8GHzにて動作したままのAthlon64 3000+・・・どうしたことか。
結局原因が分からない&時間が無かったので、CrystalCPUIDにて無理矢理クロックダウン
負荷時1.8GHz、中負荷時1.4GHz、無負荷時1.0GHzに落ちるようになりました。
当然ながらこれでCPU温度もぐんぐん低下。
静音化も工程前より少し下がった気がしますが・・・まだまだうるさいです。
他に静かに出来そうな部分を探して追加アップグレードしていきたいと思います。