闇夜の写真展

先週の土曜にお邪魔させていただた小樽鉄路展。
その夜の部(といっても24時間開放中)へお邪魔してきました。

日中と違って、しんと静まりかえった展示会場。
秋の訪れを告げるかのように、虫の音のみが聞こえる。

入口すぐ近くにあるのは道工大の学生さんたちの展示。
今年から参加されたようです。

ainosatoさんの「あの日の小樽」。
懐かしい建物、施設の写真が満載。

レールは静かに横たわる。
北海道初の鉄道、130年前の大動脈が写真展会場というのが何より素晴らしい。

壁を埋め尽くす膨大な量の写真。これ、全て小樽を切り撮ったものだそう。

ウリュウさんのノートへ書き込む彼女は、東京から来た方だそうです。
とてもよい時期に小樽に来たね(笑 これだけの写真が集うことなんて滅多にないよ。

静寂。

いつか、自分もこの舞台へ上がることを夢見て。

beniさんの展示はトタン。
いかにも北海道らしい。

廃止して25年。展示が始まって10年。手宮線も今は寂しくないよね。

24時間常設の展示展、夜の顔は昼とは全く異なるもの。
夏を過ぎた北海道の、冷たい凛とした空気が場を引き締めてくれているようでした。


明日でラスト。
夜の姿はまた来年までお預けですが、まだの方は是非一度ご覧ください。


撮影日:2010/9/4(小樽市堺町/旧国鉄手宮線跡"鉄路展会場")
Panasonic LUMIX G1(DMC-G1)
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.